【頑張り屋のあなたへ】うつ病・うつ症状でしんどいなら、休もう。休むことは、逃げじゃない。

心理学

おかえりなさい!Hanabiです。

今日は、うつ病の症状と、向き合い方について語ります。

 

私は医者ではありません。

だから、専門的なアドバイスとか、

治療とか、そういうのはできません。

 

でも、実際にうつ病と診断され、

実際に体験したからこそ、

そのことを話せたり誰かの役に立つことができる。

 

長くなりますが、お付き合いください。

うつ病になる前と後の変化

※結論だけ知りたい人は
下までスクロールしてくださいな。

うつ病になる前となった後では、別人のように変わる。
「これ、本当に私だよね?」と思うくらいに。

体は本当に正直ですね。

身体面での変化

気圧の変化に敏感になった

雨の日は体が重い。なんだかだるい。

頭が痛くなることもある。

ひどいと吐き気も。

台風の日なんかも体がしんどい。

 

朝起きれない

布団から起き上がれない。

体が重い。

あるいは会社に行きたくない、

など理由がある。

何度スヌーズがなっても、

体が動かない時って、あるんだ。

 

急に不安になり震える

急に不安に襲われて手が震えたり、

1人でいることが不安になったりして震えてしまった。

環境の変化があったりして、様々な出来事が重なると

余計に恐怖に駆られて動悸がしてくる。

何とか包丁を持って、野菜を切っているときに

包丁を持つ手が震えてきたことを

今でも鮮明に思い出せる。

 

突然涙が出てくる

世界にたった一人ぼっちというか、

なんとも言えない不安感に襲われる。

明確な理由がそのときわからなくても、

代わりに体が対応してくれているのかな。

わけわからず、ただただ

涙が止まらなくなって玄関でうずくまっていた。

 

判断力や記憶力が鈍る

頭の中に、雲がかかっているというか、

モヤっているというか、

クリアではないんですよね。

上手く考えられない。

考えがまとまらない。

パッと答えを出せない。

自分の記憶が信用ならない。

それまで、頭いいとか、仕事できるとか、

周りに言われていた分、この症状が一番こたえました。

私、こんなにできない人間だったっけって。

なんて無能なんだろうって。

 

生活面での変化

仕事に行くのがしんどい

料理、風呂、化粧などがめんどくさい

人と会うのがめんどくさい

ここ、誤解を招くと嫌なので補足。

 

人と関わるのもめんどくさくなる。

寂しがり屋で人と関わりたいと思うくせに、

人と約束をしたりそれを守ろうとしたり、

どこかで待ち合わせをしたりするのが億劫になる。

 

誰かに会うために約束を取り付けて身支度をして、

そこまでの過程がしんどくなってしまう。

 

その人のことが嫌いと言うわけではない。

ただ体がしんどくなってしまうのだ。

 

数日前に約束を取り付けても、

当日になってめんどくさくなったり、

だるくなってしまって行きたくなくなる。

 

行ってしまえば楽しいし、

相手のことが嫌いと言うわけでは

もちろんないので、楽しい時間なのだが、

そういった約束を取り付けて

そこまでの準備をして実行するのが

億劫になってしまうのだ。

 

これがうつ病になる前となった後で
1番厄介なことだと思った。

約束を破る気なんて毛頭ないのだが
守れなくなってしまうのだ。

 

だから今も約束をするときには、

「必ず守るぞ」と言う覚悟を決めて約束をする。

 

あるいは無理そうなのであれば、

余白を持たせておくか断るなど

無理のない範囲で、

自分と相手と関わりを持つようにしている。

 

親しい間柄なのであれば、

相手に伝えておくなどもした。

 

うつ病の引き金となり得る要因

環境の変化

社会人になったり、転職をしたり、

あるいは自分が苦手とする仕事に

長い間従事していたりすると、

良くも悪くもストレスがかかる。

 

度を超えると、体からSOSが出てくる。

 

もし「しんどい、辛い」なら、

簡単なことではないと思うが、

仕事を変えたり、部署を変えたり、働き方を変える。

 

そうすることで、自分の体にも

無理のない働き方になるのではないか。

人間関係の変化

職場に苦手な先輩がいたり、

パワハラをする上司がいたり、

あるいは相談できる人がいなかったり

そうすると心がどんどんすり減ります。

 

言葉のトゲは、刺さったら

なかなか抜けないものですね。

 

嫌な人、嫌いな人、苦手な人からは

距離を置いた方が身のためです。

うつ病との向き合い方

あなたはあなたのままで大丈夫

「うつ症状があるかも」

「うつ病と診断され、毎日辛い」

「何のために生きているんだろう」

 

今そう感じている人は、この先を読んでください。

文字を読むこともしんどいでしょうが、

心の支えになればと思います。

 

心で思っていることをないものにしようとしても、

体には正直に症状が出てしまう。

だから、体に異変があるときは、

心の声に耳を傾けることが良い。

 

そこに蓋をせずに

正面から向き合うことが自分のためになる。

 

まずは、深く息を吐いて。

鼻の奥で空気の冷たさを感じて。

心臓の鼓動を感じて。

布団の柔らかさを感じてください。

 

ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ

動ける日があります。

もしできるなら、次のことをやってみましょうか。

 

部屋を少しだけ綺麗にする

以前より掃除が苦手になるので、

部屋が荒れがちになる。

 

片付けはもともと苦手だったのが

さらにひどくなった。

 

ただ、部屋は自分を表す鏡とも言われるので、

部屋が汚いとますます

メンタルが落ち込んでしまうと思う。

 

逆に考えると部屋を整えれば

心も落ち着いてくる。

 

ちょっと踏ん張って。

 

今日はトイレ掃除をする。

今日は風呂掃除に力を入れる。

今日はキッチン周りをきれいにしよう。

 

1日でどうにかしようとする事は必要は無い。

 

一つ一つ小さく細かく分割してただ無心にやる。

 

すごくめんどくさいと思っても

とりあえず手を動かす。

 

そうするといつの間にか終わっている。

 

あるいは自分のお気に入りの音楽や

心の拠り所となっている音楽好きな動画でもいい。

 

そういったものを流しながら

この3分間はこれに取り組む

と言うように時間に制限を設けて

ぱっとやってしまう。

 

なかなかしんどいと思うが、

これが終わりが見えていて

ゴールが見えているので、

何か取り組むには

効果的なのではないかと思う。

まとめ

心も体も変わってしまうことがあるうつ病。

ならないに越したことはありません。

 

でも、なってしまったからには、

どうにかこうにかなんとかやっていくのが、

今となっては、それでよかったと思います。

 

無理しないで。って言われても、

きっと頑張り屋さんでしょうから、

休むことにも罪悪感を覚えて、

今日も何か成し遂げなきゃなんて

考えているかも知れませんが。

 

あなたが、あなたを、そっと包み込んであげて。

自分が、自分のことを、一番に考えてあげて。

自分の体のために、今休んであげることが、

後々役に立つから。

「早く治さなきゃ」って無理すると、

余計に辛いから。

 

私は、薬を飲まなくなってから随分経ってます。

通院もしていません。

 

大丈夫。

大丈夫。

 

「またなるかも知れない…」

そう思うことも時々あります。

 

そしたらその時、また考えます。

 

一日、一日を、味わって。

心の動きを感じ取って。

 

大丈夫。

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